著書「100の言葉 人を育て、動かすヒント」よりご紹介します。
言い訳は進歩の敵
言い訳の一番良くないところは、失敗を冷静に分析できないことだそうです。
言い訳をする選手は大成しないという考えを持っておられます。
自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が生まれる
評価されない人が「こんなに頑張っているのに」と思ったらダメだそうです。
「他人に評価されなければ、ただの自己満足でしかない」
うーん、心に刺さります。。。
若い時に流さなかった汗は、年をとった時に涙に変わる
一流選手は「俺ほどバットを振った選手はいない」といい、若くして引退した選手は、クビになって初めて「もっとやっておけばよかった」と後悔するそうです。
苦労は若い時にするもので、年を取ってからでは遅いのですね。
僕もブログがんばろっと。
人は挫折を経験して、初めて謙虚になれる
失敗すると人は「なぜ失敗したのか?」と反省し、研究をしたことで初めて謙虚になれる。挫折を経験して苦難を乗り越えることで、大成することができるのだそうです。
プロ野球にドラフトでなく、入団テストで入った苦労人の野村さんだから説得力がありますね。
「なぜ」に始まり、「なぜ」に終わる
「なぜ?」という問題意識は常に持っていないといけない。自分が成功した裏では、敗者が「なぜ負けたのか」と真剣に考えているので、必ず仕返しが来るとのこと。
うまくいった時でも「なぜ」と疑問を抱かなければ、成長につながらない。
野村再生工場と呼ばれたほどの監督力は、「なぜ?」を追究した結果身についた能力なのかもしれません。
人間は、恥ずかしいという思いに比例して進歩するものだ
恥ずかしいという思いは、プロ意識からくるもので、その気持ちが進歩につながる。
ノムさんにこの言葉を言われると、希望が湧いてきますね。野村さんもそうだったのかと。
ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる
ヘボな選手ほど、プライドが高く、ちっぽけなことにこだわるそうです。
「謙虚な姿勢を忘れない選手は伸びていくが、ちっぽけなプライドは成長の妨げにしかならない」とのことなので、ちっぽけなプライドを捨てて、謙虚に生きていきます。
これらの名言以外にも、心に刺さる名言がまだまだあるので、ぜひ読んでみてください。
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