本「ミュージシャン×芸人の、本音対談 深ボリ」を読み、星野さんの歌、歌詞に込める想いがわかったのでご紹介します。
星野源さんとチュートリアルの徳井さんとの対談となっており、大変おもしろいです。
この本はテレビ朝日で放送された「ゲストとゲスト」という番組を書籍化したものです。
この番組のプロデューサーはアメトーークでもおなじみの加地さんです。
星野さんの単著はファンのみなさんも読んだことが事があるかと思いますが、この本は読んだ人も少ないかと思いますので、ぜひ読んでみてください。
目次
せっかく作るなら他の人があんまり作らない曲を作りたい
徳井さんから、夢の外への歌詞「通りを焼く日差し」の部分を褒められ、言っていたのが以下でした。
奇抜な言葉を使おうとは思っていないんですけど、せっかく作るなら他の人があんまり作らない曲を作りたいなとか、これ似てるなとか、よくあるなって言葉は使わないようにしています。
星野さんの歌詞、メロディって方程式通りでなく、独特なものがあるのですが、この考え方が関係しているのかもしれないですね。
また、テレビ「オトナの!」で星野さんが楽譜を読めないという話をしており、そのおかでげ独特なメロディも生まれているのかなと思いますね。
個人的に星野さんの独特の表現だと思うもの挙げてみました
・くだらないの中に
首筋の匂いが パンのよう すごいなって讃えあったり

- アーティスト: 星野源,横山裕章
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・Crazy Crazy
お早う始めよう 一秒前は死んだ
・くせのうた
寂しいと叫ぶには 僕はあまりにくだらない

- アーティスト: 星野源
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夢の外への歌詞「僕は真ん中をゆく」に込められた意味とは?
シングル「夢の外へ」の歌詞で「僕は真ん中をゆく」というものがありますが、これは「夢・理想の世界と現実の世界をうまくバランスを取って、僕は真ん中を歩いていく」という意味が込められるいるとのことでした。
本での星野さんの発言より
夢も現実も、両立ってできるはずだと思うんです。今、自分の頭の中で作った虚構を歌にして、それでお客さんが喜んでくれて、お金になって、ご飯が食べられるっていう。それは自分だけに見える夢の世界と、現実が混ざってますから。そんな今の状況はとても面白いです。
一般論では、「現実を捨てて夢に進む」、「夢を諦める、現実を生きていく」というようにどちらかに偏って考えがちですが、「真ん中を行く」方法もあるのだなと気付かされました。ちょっとひねった考え方が星野さんらしくて好きです。
この他にも、星野さんの曲作りに関するエピソード、小学校~高校時代のびっくりする話など、驚き・おもしろエピソード満載です。
徳井さんのエピソードにも驚きのものがありおもしろいです。
星野源ファン、チュートリアルファンは必読の本です。

- 作者: 森山直太朗,千原ジュニア(千原兄弟),平井堅,吉田敬(ブラックマヨネーズ),TAKURO(GLAY),土田晃之,星野源,徳井義実(チュートリアル),企画テレビ朝日「ゲストとゲスト」,テレビ朝日
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2012/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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シングル夢の外へ
チュートリアルファンの僕がオススメするチュートリアルのライブDVD。
「山水館」「コリトール」は爆笑ものです。