数ある役に立つエピソードの中から、6つを紹介します!
・レイザーラモンRGさんは、今から10年位前に歌に乗せてあるあるネタを始めた芸人さんです。
その選曲が独特で、バービーボーイズの「目を閉じておいでよ」、チューブの「シーズンインザサン」、「あー夏休み」、石井明美の「CHA・CHA・CHA」などです。
・日本語の使い方がうまいアーティスト一位
サラダ記念日で有名な俵万智さんが選ぶ「日本語の使い方がうまいアーティスト」で、中島みゆき、桑田佳祐をおさえて一位となるくらいの実力です。
参考になった6つのエピソードをご紹介します。
- ・日本語の使い方がうまいアーティスト一位
- ①人よりちょっと深いことを言う
- ②ハッタリあるある→度胸つきがち
- ③仲間入りあるある→あるある武器になりがち
- ④何か思いついたら、絶対やったほうがいい
- ⑤褒めあるある→途中の努力を褒められると響きがち
- ⑥褒め力あるある→観察眼磨きがち
①人よりちょっと深いことを言う
人よりちょっと深いあるあるに人は反応するそうです。
RGさんはそれを目指しているそうです。
具体例が、アリあるあるで、「赤いアリ小さいわ」
②ハッタリあるある→度胸つきがち
RGさんは転校など新しい環境に行くことが多かったのですが、その環境では舐められたくない一心から、足が速くもないのにリレーの選手に立候補したり、カナヅチなのにこれまで出来なかったクロールの息継ぎにチャレンジしたりしていました。
それにより、度胸がついたそうです。
RGさんのあるあるが世間に浸透する前にテレビでネタを披露すると「ハートが強い」、「どんなハートしとんねん」など言われていましたが、この経験で培われたのですね。
③仲間入りあるある→あるある武器になりがち
転校、見知らぬ土地への大学進学などで、友達ゼロの環境からスタートする際に、RGさんは「あるあるを見つけることで生き延びてきた」そうです。
ファミコンが流行っていたが、親に買ってもらえなかったので本屋で攻略本を読み込んで、そのあるあるを探して友達の話に合わせていたそうです笑
これは取引先とのコミュニケーションでも使えます。
全くゴルフをしない人が、ゴルフの話をするにしても、表面的な話をするのと、実際にプレーすることでしかわからない「あるある」を調べて話すとでは、相手への響き方が違ってきますよね。
④何か思いついたら、絶対やったほうがいい
これはRGさんが自分に言い聞かせていることです。
結果よりもトライしたということが、可能性の扉を開いてくれることがあると信じています。
RGさんはあるあるネタだけでなく、漫才でTHE MANZAIの決勝に出たり、フェスであるあるを披露したり、様々なジャンルのライブ(ディスコ、あるあるバスツアーなど)を開催したりと他分野にチャレンジしています。
この気持ちがこの活動を支えているんですね。
僕も思いついたら行動・形に残すというのを実践していきます。
⑤褒めあるある→途中の努力を褒められると響きがち
RGさん流の褒めのコツを紹介してくれています。
「ああ、こいつ深く見てくれてるな」と思ってもらえるような褒め方が大切だそうです。
サッカーに例えると、シュートを決めた人でなく、いいパスを出した人、献身的な動きでスペースを作った人を褒めるという感じです。
確かに「よく見てくれた」というポイントを褒められると嬉しいですよね。
⑥褒め力あるある→観察眼磨きがち
RGさんは学生時代から「良いところ」を探し、褒め力を磨いていました。
学生プロレスの解説では、当時主流の失敗をツッコむという方法の逆の「褒め解説」を行いました。
レスラーが失敗しても、「彼が持ち上げようとしている選手は、実は200キロあるんですよ」というように失敗に理由をつけて笑に変えました。
それにより、ボキャブラリーも増え、観察眼が磨かれたそうです。
だから、誰もやらないような独特で人に受け入れられるネタができるのでしょうね。いまでは、大衆性と爽やかさが求められる朝の情報番組「ZIP」、「スッキリ」であるあるを披露できるくらいですからね。
会社、学校でも褒めることで、観察眼を磨きましょう!
これらの他にも、まだまだ役に立つ、おもしろエピソードがあるので、ぜひ購入して読んでください。
また、RGさんが普段は触れない家族のある感動エピソードも書かれており、それに感動しました。
RGさんファンでなくとも必読の本です。

- 作者: レイザーラモンRG
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